アイテム説明
著者紹介(ローリン・ホーズ/ジョン・B・マウロ)
【ローリン・ホーズ】
1953年ロスアラモス科学研究所でプルトニュウムの治金学者として働き始めた。
そこで彼はプルトニュウムの同素体を発見した。
続いて彼の意に反してはいたがアメリカ陸軍で核兵器の講師としてサンディア基地で教鞭をとった。
アメリカ合衆国の軍の計画に恐怖と失望を感じた彼は、1956年オーストラリアに移住、各地の大学で化学と結晶学を教えた。
1959年彼は、最初のブーメランを作った。
1960年オーストラリアに帰化。
1965年キャンベラで学研生活に別れを告げ、東クイーンズランドにブーメラン工場を創設した。
ディングルアームという名前は、彼が考案したものである。
また、間違った投げ方とされていたエルボースローを正式の物として確立したのも彼である。
ブーメランに関する様々な本を書き、たぶんブーメラン界の第一人者といえるであろう。
彼は1980年に工場等を処分し一時引退したが、まるでブーメランの様にカムバックした。
彼の新しいホープアイランドの仕事場は、ブーメラン工場と近い農園からなっている。
以前の仕事場と比べると小さいが、鳥が群れクイーンズランドヒキガエルの居る自然にあふれた静かな価値のある所である。
【ジョン B マウロ】
早くから空気力学に興味を持っていた。
第二次世界大戦では、海軍の飛行砲兵隊員として活躍した。
戦後は、ニューヨーク新聞で働きながら航空工学を夜間大学で学んだ。
彼は、主としてマーケティングと新聞の分野で活躍していたが、1976年ブーメランと出会った。
そこで彼は、得意のコンピューターを使うことでブーメランの形を数学的に計算した。
彼は創設されたなかりのアメリカ合衆国ブーメラン協会に入会し、
「ブーメラン入門」という小冊子を出版した。
彼は、以前のアメリカチームのキャプテンであったし、
ブーメラン協会の会長もしていたことがある。